中小型株の出遅れ修正へ【話題のテーマと狙える銘柄】

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中小型株は物色の圏外だが・・・

 東京株式市場は日経平均で8月26日の2万173円76銭を底に反騰に転じ9月17日には10連騰と今年最大の連騰記録を演じた。上昇をけん引したのはエレクトロニクスの優良株やメガバンクや鉄鋼、海運大手に代表されるPBRの低いバリュー銘柄だが、そのような状況下で、成長性が高く業績が好調ながらも中小型株には物色の圏外へと置き去りにされている銘柄も少なくない。指数の上昇が一旦止まれば、これら中小型株の出遅れ修正を期待したい。

海外投資家も関心高める

 ニューヨーク市場などの海外主要市場とともに東京市場も8月末から急速な戻りを演じたが、それを主導したのは先物を通じての海外勢と言われている。ただ急ピッチな上昇から今後は出遅れが目立つ中小型株の奮起が期待される。そのような中で今月に入ってからは海外の主要投資家にも日本株に対する姿勢の変化が目立ち始めている。

日本の中小型株が素晴らしい投資機会をもたらしている

 その代表例が米国のサブプライム住宅ローン破綻を予測し「世紀の空売り」がベストセラーになったヘッジファンド投資家のマイケル・バーリ氏。約3億4300万ドル規模の資産を運用するサイオン・アセット・マネジメントを率いるバーリ氏は極度に過小評価されている日本の中小型株が素晴らしい投資機会をもたらしているとし、トーセイ(8923)、カナモト(9678)、アルプス技研(4641)、日本ピラー工業(6490)、村上開明堂(7292)、タツモ(6266)、ヨータイ(5357)、三精テクノロジーズ(6357)の8銘柄に投資したことが伝えられている。

トーセイは18年4月に付けた高値水準

 既に不動産ファンド運営のトーセイは18年4月に付けた高値1529円に迫る水準にまで上昇しており、今後も同様に質の良い中小型に海外資金が向かう可能性があろう。5月には米キャピタル・リサーチがハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)株を5%以上取得したことが話題になったが同社株も4月高値に迫る水準にまで上昇している。出来高増の中小型株はチェックしておきたい。

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