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強い銘柄に一極集中【記者の視点】
週末27日のニューヨーク市場ではトランプ政権が米証券取引所に上場する中国株の廃止を検討しているとの報道を受けダウでは一時175ドル急落。電子商取引大手のアリババ・グループ・ホールディングや京東商城(JDドットコム)、検索サイトの百度(バイドゥ)の米上場株が軒並み下落しており、米中貿易摩擦の激化懸念が高まったことが週明けの東京市場で輸出系の売りを誘っていた。この日発表された中国製造業PMI、9月は49.8と5カ月連続で50割れで上海総合指数も下落しているが、週明けのニューヨーク市場は反発スタートとなっており、過度に悪材料視されていない。
個別ではスクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)やコロプラ(3668)を中心にゲーム関連銘柄が強い。全般的には手詰まり感の中、強い銘柄に一極集中している状況だ。この水準からの追撃はリスクが高いことから、もう少し全般の流れを見極めたい。
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