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楽観視できない【記者の視点】
週明けのニューヨーク市場が大きく上昇したことを受けてこの日の東京市場も買い戻しの動きとなった。NYダウを大きく押し上げたのはボーイングで株価は先週末に比べ14%を超える大幅な上昇。2度の墜落事故を起こした旅客機737MAXを航空安全当局が試験飛行を行うと報じられ運航再開への期待が高まった。そして、新型コロナウイルスの感染拡大については落ち着く気配がないなかで、新たな景気刺激策への期待も反発の原動力となったようだ。
東京市場は先物のナイトセッションやCMEの動きを反映していたが、25日線を回復するには至っておらず、大引けにかけての動きを見る限りは楽観視できない。
目先は米国の経済指標の発表を控えているが、中国で「香港国家安全維持法案」が可決されたことを受けて、トランプ大統領による対中政策への不安もくすぶっている。個別でも新興銘柄では買い疲れ感がでており、物色面でも方向感つかめない。ポジションを一旦軽くして年後半の売買となる7月1日の動きを見極めたい。
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