大統領候補討論会を注視【記者の視点】

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9月第3週は警戒感が強い動き

9月第3週は立ち合い日数が3日間しかなかったが、4連休中の21日に欧米市場が急落したことを受けて、CMEの225先物では21日に2万2460円まで下落、為替も1ドル103円99銭を付ける場面があり、日経平均は2万3000円を維持したものの、警戒感が強い動きになった。

急落の一因

急落の一因になったのがジョンソン首相が10月から認可方針だったスポーツイベントへの一部観客動員の計画を保留にすると発表、米国でもFDAが11月3日の米大統領選よりも前のワクチン承認は厳しくなるとの見解を示したことで、欧米で経済正常化の時期が後退するとの懸念が高まったこと。24日には9月19日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)が前週比4000件増の87万件と、市場予想の84万件を超えて増加したことを受けてNYダウでは一時2万6537ドルまで下落しているが、その後8月の新築一戸建て住宅販売戸数が約14年ぶりの高水準を付けたことを好感して、戻す動きとなった。

週明けは続伸スタートか?

25日のニューヨーク市場はムニューシン財務長官とペロシ下院議長が追加経済救済策を巡る交渉の再開で合意したとの報道を受け、早期成立への期待が再燃しダウでは358ドル超上昇している。225先物のナイトセッションは2万3180円で引けており、週明けは続伸スタートとなりそうだ。

2月2Q決算発表がスタート

今週は米大統領選挙で1回目の大統領候補討論会がオハイオで行われることから、民主党候補のバイデン氏がトランプ大統領に対してどのような討論を行うか注目したい。
個別では2月期企業の決算発表がスタートする。28日のあさひ(3333)や29日の スギホールディングス(7649)、10月1日のキユーピー(2809)などが注目される。




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