買いが止まると逃げ足の速い資金も多い
日経平均は29年ぶりに2万5000円台を回復したが、その後は後場から急速に値を消して14時前には2万4833円まで値を消す場面があった。米ファイザーの新型コロナウイルスワクチン候補の期待はあるものの、今月に入っての上昇が急ピッチだっただけに買いが止まると逃げ足の速い資金も多い。急騰したとはいえ、9日のNY主要指標は大引けにかけて値を消しており、この日の時間外でのNYダウ先の下落からも一旦は調整も考えられる。
マザーズ指数についてはマイナス引け
個別でも朝高後に値を消す銘柄が少なくないうえ、マザーズ指数についてはマイナス引けとなり、先物では一時サーキットブレーカーが発動された。物色はバリュー銘柄に偏っており、グロース選好の個人にとっては、視界が異なるだろう。
一旦は熱が冷め止むのを待ってから仕切り直しても良さそうだ。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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