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電池材料で成長期待高まる
田中化学研究所(4080)は12月に付けた昨年来高値1520円から25日線レベルまで押し目を入れて切り返し、本格反騰に向ってきた。リチウムイオン電池やニッケル水素電池など高性能二次電池向け正極材料が主力で、世界的な電動自動車化の流れのなか、大幅な増産体制を整備しており、今後の利益成長へ期待が高まっている。
足もとの21年3月期についても、先行投資負担と新型コロナ感染拡大の影響を厳しく見積もり、連結売上高230億円(前期比14.6%増)、営業損益5億円の赤字(前期13億6500万円の赤字)を見込むが、前駆体製造技術支援に関するライセンス収入があったことから第2四半期は1億8100万円の黒字(前年同期3億9100万円の赤字)で着地しており、上振れが期待できる状況だ。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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