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21年2月期一段の上振れ濃厚
ダイセキ(9793)は1月8日に昨年来高値3555円を付けた後、25日線レベルまでの調整を経て本格反騰に向ってきた。
新型コロナ感染拡大の影響で低迷していた産業廃棄物中間処理が順調に回復、21年2月期通期予想を連結営業利益95億円(前期比12.5%減)に上方修正したが、第2四半期は76億8100万円(前年同期比10.7%減)で着地しており、進捗率は81%に達する。さらに、2月に入って三菱マテリアル(5711)が国内鉛建値をキロ3円引き上げて276円とするなど、市況改善により鉛再精錬事業のスプレッドも拡大してきた。
一段の収益上振れ観測に加え、5日現在の信用倍率は0.09倍で買戻しが株価を押上げ、高値奪回から上昇ピッチを速めることになりそうだ。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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