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バイオマス自社電源で高成長
イーレックス(9517)は株式分割を考慮した最高値更新後も5日線を支持に着実に下値を切り上げている。
一般送電線網を通じて電力を供給する独立系新電力で、自社電源のバイオマス発電を増強することで高成長。20年3月期第2四半期は35%の大幅増収で、連結営業利益55億5400万円(前年同期比3.0倍)と利益が急拡大した。通期計画の77億2000万円(前期比64.2%増)に対する進捗率は72%に達する。自社電源は土佐、佐伯に続いて大船渡、豊前発電所が来年1月の稼働、沖縄うるまバイオマス発電所建設に着手したほか、カンボジアで水力発電事業に参入するなど海外市場開拓にも乗り出した。
足元の好業績はもとより、中期展望はさらに明るく、信用倍率1.06倍の好需給も株価を押し上げる。
by 株価チャート「ストチャ」
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