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欧米市場が落ち着く
ファイザーが新型コロナのワクチン1億回分を米政府に追加供給することで合意したと発表したことや貿易交渉が難航していた英国とEUが合意に近づいていると伝わったことを好感して23日のNYダウや欧州市場が反発したことを受けて買い戻す動きになった。
自動車メーカーも反発
これに加えて24日付の日本経済新聞で「2050年の脱炭素社会の実現に向けた政府計画の原案が分かった」と報じたことでEVや水素関連が買われたこともポジティブ材料視された。この政府計画ではEVはコスト全体でガソリン車並みをめざすとしてしており、昨日、軽自動車へのEV義務化報道で悲観売りを浴びた自動車メーカーも反発する動き。
この日の続伸で下値不安は後退
新型コロナウイルスの変異体については、欧州以外でも感染者は報告されているが、現状の報道を見る限り、ワクチンの有効性はあるとされており、この数日でマーケットには織り込まれてかも知れない。クリスマス休暇前で海外勢の動きが鈍ることが想定されていただけに、この日の続伸で、下値不安は後退した。
個別ではマザーズも下げ止まる動き。初値形成が想定より低かったIPO銘柄を中心のグロース銘柄で年内ひと回転の動きでている。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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