ワクチンへの期待から続伸
24日の東京市場は続伸しました。日経平均は143円高です。新型コロナのワクチンへの期待から前日の米株市場でダウが上昇、英国のEU離脱交渉合意が近いと伝わったことも支えになり、景気敏感株を中心に買いが優勢でした。もっとも、クリスマスイブで今晩の米株、債券は短縮取引になることから手控えムードが強く、買い一巡後は膠着感を強めています。東証1部売買代金は1兆6122億円にとどまりました。
直近IPOから物色広がる
マザーズ指数やジャスダック平均も続伸しており、中小型株も直近IPOを中心にバイオの一角に物色の広がりが見られ、EVや電池関連の材料株にも下げ渋りから反発に転じる銘柄が増えました。海外投資家のクリスマス休暇入りで全般商いが細るなか、個人を中心にした短期資金は中小型株に向っており、銘柄の選別は必要ではありますが、年内もう一回転のチャンスがありそうです。
日本金属や東映アニメを追撃
推奨銘柄ではスマレジ<4431>や日本金属<5491>が出直りの動きを強め、日本情報C<4054>も底堅く推移しました。前場に追撃買いを入れた日本金属と東映アニメ<4816>が後場上げ幅を広げ、打診買いの加地テック<6391>もしっかりで、後場は日本情報Cと前場に続いて日本金属に追撃買いを入れています。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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