週明けは急落スタート【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
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2万6700円割れなら2万6500円が意識

週明け25日の東京市場は急落スタートとなりそうだ。
4月第4週はSOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)の上昇に連れて半導体関連に買いが入り20日までは上昇基調になっていたが、FRBのパウエル議長が5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で「通常の倍の0.5%の利上げを検討する」と発言したことで金融引き締めへの警戒が高まり、週末22日のニューヨーク市場でダウは一時1000ドルを超える下げ幅となった。225先物のナイトセッションもこれに連動する形で下落、2万6710円で引けており、25日は2万6700円近辺でのスタートか。この水準を割れると2万6500円が意識されよう。

日銀金融政策決定会合と主要企業の決算

今週は27~28日に日銀金融政策決定会合が開催される。大規模緩和を継続する見込みながら、急激な円高に対して黒田総裁が何らかの発言をするのかが注目される。決算では26日にファナックやキヤノン、27日に信越化学工業など主要企業の決算が控える。米国では26日にマイクロソフト、アルファベット、27日にクアルコムなど。これらの決算発表内容次第ではニューヨーク市場も荒い動きになる可能性がある。
週末からの大型連休も控えることからポジションを軽くして、来月からの連休明けに備えておきたい。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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