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計画上回り増収増益で着地
大和ハウス工業(1925)の22年3月期の連結決算は、売上高4兆4395億3600万円(前の期比7.6%増)、営業利益3832億5600万円(同7.3%増)と従来予想を上回り増収増益で着地した。米国を中心に戸建て住宅が牽引し、マンションも好調。22年3月期は売上高4兆5800億円(前期比3.2%増)、営業利益3500億円(同8.7%減)と事業施設の一時的な落ち込みで増収減益を見込むが、仕掛物件が4000億円以上あり、保守的に見積もっている。
併せて発表した中期5カ年計画では26年度に売上高5兆5000億円、営業利益5000億円を目標に掲げた。「持続的成長モデルを構築する」(芳井敬一社長)方針で、海外事業を本格的に拡大、効率的資金配分や総合力で調達安定化を図る。配当性向は35%以上。
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