FOMC見極め【記者の視点】

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国内投資家は身動きが取れず

9月第3週の東京市場はニューヨーク市場の大幅下落の影響を受けて調整色の強い動きになった。
注目されていた米8月消費者物価指数(CPI)は2カ月連続で鈍化したものの、市場予想を上回ったことを嫌気し、13日のニューヨーク市場はダウで1200ドル超もの大幅下落となり、13日に2万8659円の高値を付けていた日経平均は週末に2万7500円台前半まで売られている。9月7日の安値2万7268円手前で下げ止まる動きながらニューヨーク市場の荒い値動きに国内投資家は身動きが取れず様子見気分を強めている。

9月期待インフレ率は予想外に低下

今週は20日と21日にFOMCが開催され、21日にパウエル議長の会見が予定されている。CPIなどの内容を受けて利上げ幅0.75%は確実視され、一部では1%利上げを指摘する動きもある。16日に発表のミシガン大学消費者信頼感指数の9月期待インフレ率が予想外に低下したため長期金利が一時低下し、ハイテク株を中心に下げ止まったことから、先週の大幅下落でこれらは織り込んでいるとも思われるが、パウエル議長の会見を見極めるまでは様子見気分の強い動きが続きそうだ。

先物は祝日取引がスタート

東京市場は19日と23日が祝日のため、立ち合いは3日間しかないが、23日からは225先物については大阪取引所で祝日取引がスタートする。これまでは、日本での祝日にニューヨーク市場が暴落すると、CMEの225先物の動きを見て、祝日明けの東京市場の暴落スタートに個人投資家は投げざるおえない状況になっていたが、23日からは225先物を活用したリスクヘッジが可能になる。

個別では?

個別ではハイテクは下落基調ながら、規制撤廃でインバウンドを中心とした内需関連が強い動き。具体的にはJR東日本(9020)やJR西日本(9021)などで全般波乱下でも高値を更新した。JAL(9201)の空運を含めて現状では強い銘柄に付くしかない。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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