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通期営業益２倍予想据え置く
クオルテック（９１６５）は２４年６月期第１四半期の単体決算は、売上高８億１２００万円、営業利益４７００万円、最終利益２６００万円で着地した。四半期決算の計上は今期からで比較はないが、主力の信頼性評価事業はパワーサイクル試験は減少したものの、高難度、高単価の分析検査や研磨工程作業の受注が好調、微細加工事業は顧客の試作品開発の遅れで受注が伸び悩んだが、メディカル関連が回復傾向にあり、量産化が期待できる受注が増えている。その他事業では表面処理技術で基板評価の受注が好調に推移した
通期は売上高３９億９９００万円（前期比２２．１％増）、営業利益６億１９００万円（同２．０倍）、最終利益４億１４００万円（同９７．５％増）と期初予想を据え置いており、期末一括配当を４２円（前期３７円）に増配する。
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