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押せば買うが上値も追えない
8月第4週の東京市場は円高に反応して19日後場から急落して674円超下げる場面があったが、その後は戻す動きとなり3万8000円前後で底堅い推移となった。
基本的には23日の植田日銀総裁の閉会中審査とカンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を見極めたい動きに終始し、「押せば買うが、上値も追えない」動きだった。
パウエル発言で円高進む
そして注目された植田日銀総裁の閉会中審査では、「市場動向が経済・物価に与える影響を見極めつつ、金融緩和の度合いを調整する基本的な姿勢は変わらない」とし、従来通りの基本方針から変化がないことを強調。その後のパウエル議長の講演では「主要政策金利を引き下げる時が来た」と述べたことを受けて為替は1ドル144円台まで円高が進んだ。
エヌビディア決算に関心
23日のニューヨーク市場はパウエル議長の発言を受けて3指数とも反発しダウは一時500ドル超上げる場面があった。一方、ナイトセッションの225先物は円高を受けて3万8280円で引けており、週明けは小反落でのスタートとなりそうだ。ニューヨーク市場高は下支え要因ながら引き続き為替動向に神経質な動きとなろう。
今週の最大の注目点は28日の5~7月期決算。AI向けの次世代半導体「ブラックウェル」の出荷が8-10月期以降に拡大する見通しであり、決算説明会での会社側のコメントにも注目が集まろう。
エヌビディアの好決算ならハイテク株物色なるが、為替動向との綱引きになる。物色は円高傾向なら内需になるが、どの銘柄も押し目買いが基本だろう。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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