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5月8日の株式相場見通し|上値の重さより底堅さを評価【記者の視点】
前場で日経平均は一時2万2350円台まで突っ込む場面もあったが、後場からは下げ幅を急速に縮小させ、TOPIXやマザーズ、ジャスダックの各指数はプラス引けとなった。為替は4日に108円62銭まで円高が進んだが、この日は109円台まで弱含んだうえ、日銀によるETF買い期待も下支えした。決算発表に関しては減益予想の企業が目立つことをネガティブ材料視する向きもあるが、慎重な予想を打ち出す企業も多く、今後のアナリスト分析などを見るまでは判断しにくい。2万2500円近辺での上値の重さを不安視する向きもあるが、売り一巡の戻す動きを見れば底堅さも印象付けられており、明日も押し目を拾うスタンスで対処できそうだ。
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