6月7日の株式相場見通し|主力の一角が主導する展開【記者の視点】
6日の東京市場も膠着状態の強い展開となったが、円の弱含みとともに2万2600円台に乗せる展開となった。今週末のメジャーSQを控えて警戒感もあったが、5月末の調整過程でポジション整理が進んだと見られ過度な下ブレ懸念は後退している。ただ、G7や米朝首脳会談などを控えて積極的に上値を追いにくい。個別ではトヨタやソフトバンクグループなどの主力が指数を牽引する一方、ジャスダックやマザーズ指数は冴えない動きで、先物主導による主力株偏重の印象が強い。メルカリの上場を控えていることも新興市場の動きに微妙に影響をもたらしているとの指摘もあり、明日以降も主力の一角が主導する展開が続きそうだ。
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