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正常モードに戻ることを期待【記者の視点】
週明けの東京市場は小動きのスタートが予想される。週末に78円34銭高の2万2270円38銭で引けた日経平均は、先物のナイトセッションが始まると欧州市場の下落と110円30銭近辺までの円高への動きと連動する形で一時は2万2080円まで下落。その後はニューヨーク市場でダウが110.59ドル高へ上昇し、円も110円49銭まで弱含んだこともあり2万2250円で引けている。
16日の急騰後にもかかわらずダウは上昇する強い動きにもかかわらず225先物の動きは鈍いがナイトセッションの引けへ向けて戻したことで2万2000円が下値として意識されそうだ。為替については円高気味ながら、トランプ米大統領がツイッター上で強いドルは国力を反映している的な発言をしたことで、ドル高基調継続の可能性が高く、為替の動きが指数を圧迫する懸念は低くなりそうだ。
先週はお盆休みで市場参加者が少なくなるなかで、外資系と見られるプログラム売買主導で荒い動きなり、とくにナイトセッションの荒い動きが日中取引に引きずるケースがあった。今週からは市場参加者が増えてくることから、正常モードに戻ることを期待したい。イベント的には22日からの中国商務次官の訪米、23日のアリババ決算で、米中の動きが焦点になる。
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