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中国製紙用薬品増益確保
ハリマ化成グループ(4410)の20年3月期第3四半期累計(4月~12月)の連結決算は、売上高553億1100万円(前年同期比7.0%減)、営業利益34億4000万円(同9.9%減)で着地した。
塗料用樹脂は順調ながら、印刷インキ用樹脂の需要が国内外で低迷、電子材料もソルダペースト、導電性ペーストは増加したが、自動車熱交換器用ろう付け材料や半導体用機能性樹脂が伸び悩んだ。ただ、製紙用薬品は国内、米国が減少する一方、中国が堅調で商品構成の変化と製造原価低減効果も大きく増益を確保。全社収益の悪化に歯止めをかけた。
通期は米中貿易摩擦や中国経済の先行きが不透明として、売上高750億円(前期比4.6%減)、営業利益4億円(同14.3%減)と前回予想を据え置いた。
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