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アップルショック【記者の視点】
週明けのニューヨーク市場がプレジデントデーで休場だったことから225先物のナイトセッションでは大きな動きがなかったものの、早朝にアップルの業績下ブレ報道が流れたことで、先物主導で下げ幅を拡げた。前場は上海がプラス推移になる場面があったが、マイナスに転じると前引け後に先物主導で下げ幅を拡げる動き。
個別で見ると電子部品の主力から幅広い銘柄が売られたが、個人を中心に実需の売りが厳く、買いの主役だった感染症対策関連も値を下げている。今晩のNY市場の動向を見極める必要があるが、1~3月の業績悪はある程度覚悟されていたことであり、東京市場でこの報道が過剰に売り材料にされた印象もある。アップルに限っていえば、3月発売の低価格端末などで今後の回復時期を探ることになろう。18年12月のアップルショックを想起させるが、当時と違って円高の動きにはなっておらず、単純比較はできない。何れにしても冷静に落ち着き処を待ちたい。
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