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投資家の不安は拭えてない【記者の視点】
17日のニューヨーク市場ではダウが1000ドル超上昇したものの、時間外のNYダウ先が800ドル超下げ幅を広げると後場から日経平均は17000円割れとなり、マイナス圏に沈んだ。NYの上昇要因となったムニューシン財務長官とペロシ米下院議長との景気対策協議については、民主党との協議難航が指摘されており、感染拡大が続くなかで投資家の不安は拭えてないようだ。
東京市場についてはこの日もTOPIX優位の展開だが、225構成銘柄ではソフトバンクグループとファーストリテの下げが大きく影響している。日銀によるETF買い期待がTOPIXにはあるうえ、幅広い銘柄で下げ過ぎ感から個人の押し目買いが入っているようだ。森より木を見る展開だが、欧米の落ち着きを確認するまでは慎重に対処したい。
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