連休明けは急落スタートか?【記者の視点】

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企業決算で過度な不安は後退?

 7月第4週の東京市場は立ち合い日数が3日間しかなく手掛けにくい状況になる中で日経平均では2万3000円に迫る場面で押し返される動きになった。ただ、個別で見れば日本電産(6594)や村田製作所(6981)が高値を更新、信越化学工業(4063)も2月高値に迫る動きとなるなど電子部品の一角は強い動きになっている。
 注目された日本電産の第1四半期決算は在宅勤務の広がりでノートパソコン向けの超小型モーターの需要が増加し、アナリストコンセンサスを上回る内容となった。個々の企業で事情はことなるものの、指標的存在である同社の好決算により今後発表される企業決算で過度な不安は後退したようだ。

CMEの225先物は2万2335円

 24日のNY市場は米中対立の激化やインテル株急落に端を発した半導体売りで続落、CMEの225先物は2万2335円で引けており、週明けの東京市場をこの動きを見て急落スタートとなりそうだ。
 27日は米国でエヌエックスピー・セミコン、28日は3MやAMD、29日はクアルコムなど有力企業が続々と決算を迎える。国内でも27日に日東電工、28日に信越化やオムロン、ファナック、東エレクなど主力企業の発表が続々と控えており、これら企業決算の内容が全体相場に影響を与えるかも知れない。

IPOは?

 IPOは31日に日本情報クリエイト(4054)、Sun Asterisk(4053)のマザーズ上場が控える。両銘柄とも成長性は高いがSun Asteriskは公開株数が多く、状況次第では新興市場全般の需給悪化要因になりかねないだけにその動きには注視したい。




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