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1Qは67.2%営業増益
三相電機(6518)の21年3月期第1四半期の連結決算は、売上高31億2000万円(前年同期比13.0%減)、営業利益1億7200万円(同67.2%増)、最終利益1億2800万円(同67.6%増)と減収ながら大幅増益で着地した。
各分野で新型コロナウイルス感染拡大の影響があったが、5Gやテレワーク拡大による半導体需要回復を受けて、半導体製造装置用ポンプの受注が回復。工作機械などの設備投資抑制や自動車産業の低迷、サプライチェーンの混乱で産業用モータは苦戦したが、中国向けは回復基調にあり、空調用モータが堅調に推移した。
通期は売上高138億円(前期比0.6%増)、営業利益6億円(同2.4倍)、最終利益4億円(同2.3倍)と従来予想を据え置いた。期末一括配当22円を継続する。
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