アジア市場の下げ幅拡大を受けて後場から日経平均は2万3030円まで下落したものの、米主要3指数の下落率を考慮すれば、底堅い印象だろう。米国では新型コロナウイルスの感染増加が続くなか経済停滞が改めて表面化しているが、追加経済対策を巡って与野党の対立が収まらないのが一因。9月は需給的に株価は軟調になりやすい時期であるうえ、これまで実態を無視した連騰から、連日の下落でも想定の範囲内と見る向きが多い。
前場はプラスを維持していたマザーズ指数は流石にマイナスになったが、グロース銘柄の物色意欲は衰えていない。慎重姿勢ながらも、個別物色は継続するだろう。
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