10月13日高値抜けなら強い上昇相場へ【225先物「ハチロク」の裏話】

ハチロク225先物OP|証券市場新聞
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海外勢の買戻しが一斉に入った

先週の日経平均は前週末比約958円高と3週間ぶりに反発、週足陽線となった。
「中銀ウィーク」だったが日銀の政策決定会合では基本大きな修正は無く大幅修正を警戒していた海外勢の買戻しが一斉に入った感じである。

FRBの利上げは終了した?

FOMCでも金利引き上げは見送られ長期金利が大幅下落すると株価は急騰、日本株も更に上昇する形となった。
また、週末に発表された米雇用統計も市場の予想通りでインフレの過熱感は後退した。
10月米雇用統計を受け市場ではFRBの利上げは終了したという見方が強まっている。

楽観ムードは日本株には追い風

市場では来年1月までの利上げ確率は12%と雇用統計発表前の30%から大幅に低下、米長期金利も4.57%まで下落し楽観ムードが漂い始めている。
このムードが今週も継続し日本株には追い風となろう。

買戻し終了後には注意

ただ、ここ数カ月は大きく下落すれば買い戻され、買戻しが終了するとまた売られるというパターンが続いており買戻し終了後にはまた米長期金利の動向によって売られるケースがある事には注意したい。

ダブル底の「W」字回復

日経平均のチャートではダブル底の「W」字回復の形となりつつある。
先週、3万2000円台を一旦回復したが引けでは割れて引けた。75日移動平均線(3万2157円処)が意識された状況だったが抜けてくると10月13日の高値(3万2533円08銭)を目指す展開となろう。
更に13日の高値を抜いてくると次は9月15日の高値(3万3634円31銭)が視野に入ってくる。
13日の高値を抜けてくるダブル底完成で強い上昇相場となりそうである。

ボラティリティの高い週

また、週初窓を開けて上昇してくると「三空」状態にある。短期で急騰しているだけに急騰後のスピード調整も十分考えられる。ボラティリティの高い週になると思われる。
上値メドは一目均衡表雲の下限(3万2454円処)、雲の上限(3万2628円処)、9月21日の窓埋め(3万2988.65円)が挙げられよう。

今週のレンジは?

上昇する5日移動平均線(3万1219円処)を明確に下回るまでは強い相場となりそうだ。
今週のレンジは3万1800円~3万3000円を想定する。
6日から先物証拠金の計算方法が変わるので証拠金管理には十分注意してもらいたい。

(ハチロク)

 

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