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日米金融会合通過し大幅反発
前週の東京市場は3週ぶりに大幅反発しました。日経平均は前の週から958円上昇しています。米国株が下落した流れを引き継ぎ、週明けは下落スタートながら、日銀の金融政策修正を観測報道で織り込み、結果がYCCの修正にとどまったことで政策変更への警戒感が後退、FOMCを通過して米長期金利も大幅に低下しており、週末にかけ大幅に続伸しました。一時3万2000円台に乗せており、3万500円近辺での下値の堅さを確認しています。
3万2000円台乗せからトレンド転換へ
週末の米国株市場では労働指標の内容を受けインフレ懸念が後退、10年債利回りは4.6%台まで低下したことで、ダウは560ドル超、ナスダック指数も230ポイント超上昇しました。連休明けは3万2000円台乗せから一段高でトレンド転換が期待されますが、米長期金利にピークアウト感が広がるようなら、半導体関連を中心にハイテク・グロース物色が盛り上がるでしょう。引続き金利にらみで決算の内容と株価の反応を確認しながら次の候補銘柄をチョイスしていく考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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