6日前引けの東京市場は4日続伸、日経平均は前週末比770円63銭高の3万2720円52銭で引けた。
2日発表の23年7~9月期の米労働生産性指数(速報値)では企業の賃金負担を示す単位労働コストが前期比年率で0.8%低下し、3四半期ぶりの低下となったことからインフレ懸念が後退。これに加えてアメリカの10月の雇用統計で、就業者数の伸びが市場の予想を下回り、インフレ圧力が弱まったとの見方から3日のニューヨーク市場でダウ5日続伸したことが支援した。
個別ではダイヘンがストップ高、SWCC、日東紡、Appier、MROは値上がり率上位に買われ、東エレクやキーエンスも高い。半面、キャリアリンク、川崎船、クオールHD、ヤマダHD、グリコは値下がり率上位に売られ、郵船も安い。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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