8日大引けの東京市場は反落、日経平均は前日比632円73銭安の3万8202円37銭で引けた。
7日のニューヨーク市場は各指数とも小動きで推移するなか、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁がインフレ抑制において政策金利が十分に景気抑制的でない可能性に言及し、利上げも除外しない姿勢を示したため利上げへの懸念が再燃。これに加えて米国著名投資家のスタンリー・ドラケンミラー氏がエヌビディアの持ち株を減らしたことが伝わると、SOX指数やAI向け半導体を手掛けるエヌビディアやテスラなどの下落を受けてハイテク筆頭に売り優勢の展開。
個別ではキッセイ薬、ギフトHD、AGC、サカイ引越、宮越HD、三菱重、新日科学、リコーは値下がり率上位に売られ、ソニーグループや任天堂も安い。半面、Eガーディアンとインソースがストップ高、プロレドパートナーズ、チャームケア、アルプス物、エラン、横河電は値上がり率上位に買われ、OLCや郵船も高い。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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