13日大引けの東京市場は3日続落、日経平均は前日比101円54銭安の3万9695円97銭で引けた。
2月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったものの、利下げが大幅に遅れることはないとの見方などから、エヌビディアを筆頭にハイテクなどか買い戻され、12日のニューヨーク市場はダウは3指数揃って上昇したことを好感して朝寄りでは3万9000円に乗せたが、春季労使交渉(春闘)の集中回答日で、組合に対し高い賃上げ率の回答を示す企業が相次ぐとの観測が強く、これが日銀の政策に影響するとしてマイナスに沈み後場も軟調に推移した。
個別ではソースネクスト、三井ハイテク、キヤノン電子、ストライク、サンアスタリスク、Vコマースは値下がり率上位に売られ、バンダイナムコや川崎汽船も安い。半面、さくらインターネットと極東証券がストップ高、Gunosy、FFJ、川田TECH、ライフドリンクC、カゴメは値上がり率上位に買われ、古河電工やNECも高い。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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