25日大引けの東京市場は17日ぶりに反落、日経平均は前日比97円55銭安の2万1707円62銭で引けた。24日のNY市場で主要指数が揃って反発、1ドル113円97銭まで円が弱含んだことを受けて一時は2万1900円台まで買われたが、後場からは円の強含みとともに一時100円超の下げ幅になった。
個別では平和、栄研化、日立金、豊和工業、電子材料、ショーケースTV、田辺三菱、積水化成。SMKが値下がり上位に売られ、ソフトバンクやトヨタも安い。半面、北の達人、双信電機、川西倉庫、総合メディ、ニホンフラッシュ、モリ工業、小松精錬、東邦鉛は値上り上位に買われた。
14時過ぎから下げ幅を拡げる動きになり、朝寄りに上方修正して買われた銘柄もマイナスに転じている。高値警戒感がかねてより指摘されていただけに、ほぼ想定内と見る向きが多い。連騰記録に終止符が打たれたものの、引け前には下げ渋る動きとなっており、押し目待ちの投資家も多い。
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