12日大引けの東京市場は4日続伸、日経平均は前日比68円20銭高の1万6646円34銭で引けた。為替が108円台前半まで円安が進んだことを嫌気、前場は輸出系を中心に売りなどに押される展開だが、後場から急速に戻す展開。
個別ではUACJ、トクヤマ、ベルーナ、ネクシィーズ、Vテク、日本電子、ディー・エヌ・エー、タカタ、日成ビルドなどが値上がり率上位に買われ、新生銀やみずほ、三菱UFJ、IHIも高い。半面、ヨロズ、錢高組、イーブック、洋鋼板、エイベックス、カシオ、スカパーJ、日本化薬などが値下がり率上位に売られ、トヨタ自動車も安い。為替が108円台後半まで円安になると後場からは買い戻しの動きとなった。明日のSQを控えて先物のポジションを動かせない状況では、様子見の動きとなっているようだ。
証券市場新聞
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