16日大引けの東京市場は大幅に反落、日経平均は前日比485円44銭安の1万5434円14銭で引けた。
米FOMC後のNY株安と円高進行を嫌気して輸出関連を中心に売られる展開で、日銀金融政策決定会合での現状維持による円高加速を受けて後場から下げ幅を拡げた。
個別銘柄ではgumi、インターワークス、M&Aキャピタル、コーセル、ブイキューブ、NCHD、HIOKI、ワイヤレスゲートが値下がり率上位に売られ、東芝やIHI、三菱UFJも安い。半面、SMS、生化学、さくらインターネットは値上がり率上位に買われている。
後場からの円高加速と連動する形での先物売りで波乱となった。英国の国民投票までは波乱含みの展開が予想されるが薄商いの中では行き過ぎ感も強い。
証券市場新聞