6日の東京市場(大引け)=続落、日経平均は前日比290円34銭安

東証|企業速報 証券市場新聞

6日大引けの東京市場は続落、日経平均は前日比290円34銭安の1万5378円99銭で引けた。為替が一時1ドル100円56銭まで円高が進んだことや欧州の金融機関への不安が台頭したことで、輸出系や金融株を中心に幅広い銘柄が売られている。
個別ではアドヴァン、日立キャピ、太陽誘電、マルカキカイ、日本エンター、日本電子、INVが値下がり率上位に売られ、マツダ、日産、みずほ、三菱UFJ、東芝も安い。半面、ソフトブレーン、トランザクションがストップ高、ハニーズ、キユーピー、KLabも値上がり率上位に買われている。
欧州で英不動産ファンドの解約停止が続出したことやイタリアの不良債権問題で欧州の主要銀行への不安が高まった。英国の次期政権決定までは時間を要することもあり、EU不安が長期化する不安が高まっている。為替が100円割れに再度トライすれば日経平均も1万5000円割れが意識されるかも知れない。

 

 

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