14日大引けの東京市場は4日続伸、日経平均は前日比154円46銭高の1万6385円89銭で引けた。為替が一時、1ドル104円割れまで円高方向となったことを受けて、朝寄りでは利益確定売りに押されたが、その後は再び104円後半まで円安が進むと上値追いの展開となった。
個別ではイマジカロボ、サノヤスHD、フジHD、任天堂、TSIHD、オーイズミ、ハピネット、タカラトミーが値上がり率上位に買われ、三菱重工も安い。半面、コロプラ、ワッツ、UMCエレ、グリー、薬王堂は値上がり率上位に買われている。
今週に入って急ピッチでの上昇となったことから、短期調整への警戒感があったが、押し目買い意欲は強い。象徴的なのが任天堂やその関連銘柄。物色範囲が広がりを見せており、指数的には調整があっても個別物色は継続しそうだ。
証券市場新聞