22日大引けの東京市場は反落、日経平均は前日比182円97銭安の1万6627円25銭で引けた。ヘリコプターマネーに関する黒田日銀総裁の否定的報道が海外で流れたことで、ナイトセッションでの円高方向による動きから先物安から売られる展開。
個別ではサイバー、MonotaRO、ソフトブレーン、JAC、ショーワ、ガンホーが値上がり率上位に売られ、三菱UFJや東芝、ゲンキーも安い。半面、CVSベイ、ハピネット、オーイズミがストップ高、イマジカロボ、北電工業、アイオデータ、サノヤスHD、日本金銭、LINK&Mは値上がり率上位に買われている。
黒田日銀総裁の発言については6月24日の英国のブレグジット暴落以前に収録されたもので、為替や株式市場にとっては一時的な調整材料に利用されたに過ぎないとの見方が多い。来週からは決算発表が本格化することから、主力企業の内容に一喜一憂しそうだ。
証券市場新聞
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