2日大引けの東京市場は反落、日経平均は前日比1円16銭安の1万6925円68銭で引けた。米雇用統計の発表を控えて引き続き様子見の動き。
個別ではショーワ、TOWA、GMO、フュージョン、ワイエイシイ、内田洋行、富士紡、メタウォーター、イーグル工業が値下がり率上位に売られ、アルプス電も安い。半面、関西スーパーがストップ高、虹技、CEHD、ネクシィーズ、エムアップ、ファインデックス、クスリのアオキ、ランド、Jフロント、システナが値上がり率上位に買われ、任天堂も高い。
この日も前場は小幅な値動きに終始したが、後場寄りからはポジション調整売りに一時的に下げ幅を拡げた。今晩発表予定の8月米雇用統計は弱い内容になる傾向が強いことから、取り敢えずは週末要因も重なりりリスク回避の動きになっている。過去2カ月の上昇過程ではいずれも1万7000円が壁になっており、ここからの上値追いには新たな材料が待たれる。
証券市場新聞