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反発し３０年半ぶり高値
週明け２５日の東京市場は反発しました。日経平均は１９０円高で９０年８月以来３０年半ぶりの高値に浮上しています。ＦＯＭＣを控え朝方は売り買いが交錯し、下落に転じる場面があったものの、３Ｑ決算への期待は強く、時間外の米株価指数先物高が支えになりました。後場は高値圏で膠着していましたが、東京都の新型コロナウイルスの感染者が２日連続で１０００人を下回ったことで大引けにかけ上げ幅を広げています。
半導体や出遅れ銘柄に買い広がる
半導体や薬品株の一角のほか、出遅れ銘柄に買いが広がり、東証１部の値上がり銘柄数は１４４９と全体の７割近くを占めています。マザーズ指数、ジャスダック平均も続伸しており、中小型株も堅調でした。あすからは決算発表が本格化していくことで、模様眺めムードが強まりそうですが、きょう引け後に日本電産が２１年３月期通期の利益予想の上方修正と自社株買いを発表しており、好決算銘柄を中心に堅調な展開が期待できそうです。
東映アニメをいったん利食う
推奨銘柄については決算発表を前に大半を整理売りしましたが、マクアケ<4479>が大幅高で出直りの動きを強めるなど手持ち銘柄はおおむねしっかりで、きょうは電池関連の田中化研<4080>に追撃買い、ワクチン関連の天昇電気<6776>に打診買いを入れました。東映アニメ<4816>も連日で高値を更新しましたが、きょう引け後の決算内容を確認したいと考え、いったん利益を確定しました。予想通り通期予想を上方修正してきましたが、まずはあすの株価の反応を見守りたいと思います。
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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