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利益確定売りに反落
２６日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は２７６円安です。米株市場はまちまちの動きで、前日に３０年半ぶりの高値を更新した反動から利益確定売りが優勢でした。時間外の米株価指数先物が軟調で、後場は日銀ＥＴＦ買いが期待しづらいなか、中国株安が重しになり下げ幅を広げています。東証1部の騰落銘柄数は値下がりが１２７６と過半を占めました。
決算発表本格化で短期需給調整
景気敏感セクターには利益確定の流れが強まり、半導体や薬品株、ワクチン関連のほか、２１年３月期上方修正と自社株買いの発表で大幅高に買われていた日本電産もインデックス売買に振らされるかたちで上げ幅を縮めています。ただ、全般トレンドが崩れたわけではなく、決算発表が本格化するなかでの短期的な需給調整にとどまっており、むしろ、好業績銘柄の押し目を拾うチャンスになると見ています。
上振れ期待銘柄の買い場探る
推奨銘柄については大半を整理し、決算発表スケジュールをにらみながら上振れ期待銘柄の買い場を探っています。前日に続ききょうの前場にも買いを入れたワクチン関連の天昇電気<6776>が朝安のあと切り返し、出直りの動きを強めました。後場に追撃買いを入れたマクアケ<4479>が引け後に発表した２１年９月期１Ｑ決算は営業４８％増益で着地しており、あすの株価の反応を見守りたいと思います。
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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