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米株急落受け大幅続落
28日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は437円安です。NYダウが今年最大の下げ幅を記録、ナスダックも急反落するなど米国株急落を受けて朝方は660円近くまで下げ、2万8000円を割り込みました。売り一巡後は押し目買いや買い戻しに下げ渋りましたが、後場に入ると時間外の米株価指数先物が下げに転じたことで再び軟化、一時500円超に下げ幅を広げる不安定な動きです。
値下がり銘柄5割強にとどまる
半導体などハイテク株や指数採用の値嵩株に利益確定売りがかさみ、日経平均の下げ幅は昨年7月31日の629円安以来およそ半年ぶりの大きさになりました。一方で景気敏感株や好決算銘柄が買われ、東証1部の値下がり銘柄数は1192と全体の5割強にとどまっています。また、日経平均は25日線が下値支持線として意識されており、あすの動き次第ではありますが、押し目買いの好機ととらえることができるでしょう。
株価の位置と直近3カ月の状況にポイント
推奨銘柄では好決算ながら前日急落のマクアケ<4479>が反発、天昇電気<6776>は後場ストップ高に買われたあと、前日比変わらずまで売らましたが、5日線を維持しており、他候補銘柄もおおむね底堅く推移しました。あすからは全般の落ち着きを待って、決算を手掛かりに個別物色ということになりますが、株価の位置と直近3カ月の状況にポイントを置いて銘柄を選別する必要がありそうです。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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