米株反発受け続伸
2日の東京市場は続伸しました。、日経平均は271円高です。個人投資家の投機的な取引が落ち着き、前日の米株市場で主要指数が揃って反発したことから買いが優勢でした。朝方は戻り売りに小幅安に転じる場面はありましたが、米株指数先物やアジア株高を支えに前引けにかけ上げ幅を広げ、後場はきょうの高値圏で推移しています。
値上り8割近いが上値追いには慎重
米ハイテク株高を受け半導体や前日売られた電子部品株が買い直され、為替が円安に振れたことから、自動車のほか非鉄や鉄鋼などの景気敏感株も堅調で、東証1部の騰落銘柄数は値上がりが1730と全体の8割近くを占めました。ただ、後場膠着感が強まり、好決算銘柄が出尽し感から売られるケースが目立つなど、上値追いには慎重な姿勢もうかがえます。
田中化研がマド空け急伸
推奨銘柄では親会社の住友化学の決算席上で同社についてポジティブな発言があった田中化研<4080>がマドを空けて急伸、近鉄エクス<9375>は高値を更新し、他候補銘柄もおおむね底堅く推移しました。過熱感なく高値を目指す好業績上振れ期待銘柄の買い場を探っており、きょうは25日線絡みから出直ってきたコマースワン<4496>とサムコ<6387>に追撃買い、オハラ大<5218>を買い直し、大阪有機<4187>とアドテスト<6857>に打診買いを入れました。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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