手がかり材料難のなか底堅い動き
20日の東京市場は反発しました。日経平均は53円高です。前日の米株市場でダウが3日続落、ビットコイン価格下落も重しになり、売り先行で始まりましたが、2万8000円割れ水準では買い直され上げに転じました。米国インフレへの警戒感から上値の買いは手控えられましたが、手がかり材料難のなか底堅い動きです。
全般リバウンド基調続く
市況軟化を受け鉄鋼、資源、非鉄など景気敏感株は売れれましたが、米ハイテク株高の流れを引き継ぎ半導体関連や電子部品株が買われ、東証1部の騰落銘柄数は値上りが1385と6割以上を占めました。売り込まれてきた新興グロース株の切り返しも目立ち、全般リバウンド基調は続いています。
半導体関連と出遅れに押し目買い
当面は押し目買いを入れながら戻り売りのタイミングを待つ方針で、前日にナンピンを入れたオキサイド<6521>やトレックスセミ<6616>、QDレーザ<6613>などいずれも堅調に推移しました。前場はローツェ<6323>やアドテスト<6857>など半導体関連、後場は日立造<7004>、サイバーダイン<7779>の出遅れ銘柄に押し目買いを入れています。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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