大幅続落も下げ渋る
17日の東京市場は大幅に続落しました。日経平均は272円安です。FOMCで早期利上げが示唆されたことから前日の米国株が安く、売りが先行でで始まり先物主導で下げ幅を広げました。ただ、410円超に下落したあとは押し目買いに下げ渋り、東証1部の騰落銘柄数は値下がり1409に対して値上がり673と3割以上の銘柄が値上がりしています。
米国株の動向に注意
米長期金利上昇を受けてメガバンクや生保など大手金融株が買われ相場を支えたほか、円安を手がかりに自動車が強い動きを見せ、半導体関連は朝安のと買い戻されました。イベント通過でアク抜けとはいきませんでしたが、日経平均は大引けでは2万9000円を維持しており、意外と底堅い印象です。ただ、今回のFOMCの結果は意外感があり、今晩の米国株の動向には注意が必要でしょう。
トレックスセミ大幅高で新値追い
推奨銘柄ではトレックスセミ<6616>が大幅高で新値追い、栗田工<6370>も連日で最高値を更新するなど、半導体関連を中心に堅調でした。前場は日経平均が安寄りのあとも下げ幅を広げていたことから、売り買いともに手控えましたが、後場はジリ高歩調になったことで、オキサイド<6521>やシキノハイ<6614>、レーザーテック<6920>、レノバ<9519>に追撃買いを入れています。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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