好決算も需給と株価の反応を見極めてから【正直じいさんの株で大判小判】

米株高の流れ引き継ぎ大幅続伸

連休明け２６日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は２８５円高です。前週末の米株市場でダウやナスダックなど主要指数が最高値を更新した流れを引き継ぎ買いが優勢でした。ただ、朝方に４９０円近くに上昇し２万８０００円台を回復しましたが、その後は利益確定売りや戻り売りに伸び悩み、後場に入ると一時２４０円高まで上げ幅を縮めています。

ＦＯＭＣ控え決算発表本格化

時間外の米株価指数先物が軟調に推移、上海や香港などの中国株の下げが重しになりました。今週はＦＯＭＣを控えるなか、主要企業の決算発表が本格化することが上値の買いを手控えさせており、１Ｑ６割営業増益の日本電産が朝高のあと利益確定売りに押されたことも慎重姿勢を強めさせたようです。

アイドマＨＤを利益確定

栗田工<6370>が急反発、イボキン<5699>やレノバ<9519>は高値圏で強い動きを見せるなど推奨銘柄はおおむね底堅く推移しており、きょうは短期リバウンド狙いのアイドマＨＤ<7373>の利益を確定する一方、好業績出遅れの村田製<6981>に追撃買いを入れました。ただ、好決算銘柄も需給状況と株価の反応を見極めながら慎重に対処したいと思います。

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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