4日続伸も方向感乏しい
16日の東京市場は小幅ながら4日続伸しました。日経平均は31円高です。長期金利上昇を警戒して前日の米国株が上昇一服となったことを受け、小安く寄り付きましたが、米中首脳会談による関係改善への期待から先物に買いが入り、一時180円あまり上昇する場面がありました。もっとも、手掛かり材料に欠けるなか買いは続かず、後場に入ると小幅ながら再び下げに転じる場面もあるなど方向感に乏しい展開です。
個別に動きは出る
ただ、今晩に米小売売上高の発表を控え、様子見ムードが強まるなかでも大引けではプラスを維持しており下値の堅さは意識されました。東証1部の値上がり銘柄数は890と前引け段階より数を減らしましたが、好決算銘柄を買い進む動きが見られ、また、12月のIPOラッシュを見据え、マザーズ銘柄が動意づくなど個別に動きは出ています。
レーザーテック連日の最高値
推奨銘柄ではレーザーテック<6920>が朝安の後切り返し連日で最高値更新、JMDC<4483>も新値を取り、オキサイド<6521>やフルヤ金<7826>も堅調でした。きょうはマクニカ富士<3132>と安川電<6506>を利益確定して東エレデバ<2760>の損失を相殺、MSOL<7033>に追撃買い、プラズマ<6668>に打診買いを入れています。米インフレ動向を警戒しながらの対応となりますが、引き続きチェックした好決算銘柄へ買いのタイミングを計る方針です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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