方向感ないが底堅さ
15日の東京市場は小幅に反発しました。日経平均は27円高です。FOMCの結果待ちでポジションを一方に傾ける動きはなく、方向感なく揉み合いました。売買代金は概算で2兆3117億円にとどまり様子見に上値は重いものの、買い戻される銘柄が多く、東証1部の騰落銘柄数は値上がり1317と約6割を占め、底堅さは意識されています。トヨタがEV拡大戦略を発表したことでリチウム電池関連の上昇目立つなど、一部の強い銘柄に人気が集中する傾向も見られました。
アク抜けから年末ラリーも
注目のFOMCではテーパリング加速やドットチャート上方修正が予想されていますが、米債券市場では相当織り込みが進んでいます。無事に通過すればアク抜けから年末ラリーも期待できるでしょうが、まずはFOMCの結果とパウエル議長会見を受けた米株市場の反応と物色の流れを確認したうえで、対応を判断したいと思います。
三井ハイテクが連日の最高値
推奨銘柄では三井ハイテク<6966>が連日の最高値更新、日本電解<5759>は上げ幅を縮めたものの、米新工場建設を手掛かりに一時ストップ高まで買われました。引き続き強い銘柄に絞り込んで値幅を狙う方針で、きょうは三井ハイテクやホトニクス<6965>などに追撃買いを入れ、東京製鉄<5423>を買い直しました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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