IPOの中で【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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FOMCを前に小動き

昨日の東京株式市場はFOMCを前に小動き推移となりました。どういった結果が発表され、その後のマーケットの反応がどうなるのか。世界中の投資家やマーケット関係者の注目が集まります。

閑散相場の中で個別物色

FOMC通過であく抜けするといった見方もあれば、下げのキッカケになるという見方もあり、投資家心理が揺れていますが、FOMC通過後は海外投資家はクリスマス休暇入り。閑散相場の中で個別物色が中心となり年が暮れていくことになりそうです。

IPOトップバッターはズッコケる

昨日から年末IPOラッシュがスタートしましたが、トップバッターのネットプロテクションズホールディングスは公開価格割れとズッコケました。後払い決済で国内最大手ですが、発行済み株式が1億株近くあり、東証一部ダイレクト上場ということもありますが、一時ストップ安まで売られる始末。

極端に高いPER

従業員6名の会社の株主上位には6社のベンチャーキャピタルが並び、PER475倍の株価がつきました。参考類似企業と比べて極端に高いPERから公開価格がなぜこんな設定となったのか不思議でなりません。

湖北工業はグローバルニッチトップ

今回のIPOラッシュの中では21日公開の湖北工業<6524>が面白いかもしれません。アルミ電解コンデンサー用のリード端子および光ファイバー通信網用の光部品・デバイスの製造・販売をしていますが、海底ケーブル用光部品の世界最大手であり、アルミ電解コンデンサー用リード端子でも推定世界シェア40%のトップシェアを占めるということです。

ベンチャーキャピタルとは無縁

上位大株主は全て会社関係者で占められており、ベンチャーキャピタルとは無縁です。今期、来期ともに増収増益予想であり、人気化するものと思われます。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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