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リスク回避加速し725円安
連休明け14日午前の東京市場は急反落、日経平均は725円安です。1月米消費者物価指数の上振れで米10年国債利回りが一時2%超え、ウクライナを巡る地政学リスクの高まりも嫌気され、米株市場がハイテク・グロース株主導で大幅に下落した流れを引き継ぎ、リスク回避の動きが加速しました。朝方に2万7000円を割り込んだ後は一旦下げ渋りましたが、前引けにかけ売り直され安値圏で推移しています。
FOMC議事録がかく乱要因
日経平均は先週末に回復した25日移動平均線を再び大きく下放れ、一段安が警戒される状況で、まずは2万7000円をキープできるかを確認したい考えです。後場は日銀ETF買いへの期待から下げ渋ると考えられますが、16日に公表される1月開催のFOMC議事録がかく乱要因で、慎重に対処したいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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