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ロシア軍侵攻で2万6000円割れ
休日明け24日の東京市場は大幅に5日続落しました。日経平均は478円安です。米ロ首脳会談が中止になったことでウクライナ情勢が混迷を極め、欧米株が全面安となったことでリスク回避姿勢が強まりました。前場は1月27日に付けた昨年来安値を下回ったものの2万6000円台を維持していましたが、ロシア軍によるウクライナ侵攻が伝わると後場寄りから一気に下げ幅を広げ、一時670円超に下げ幅を広げています。大引けにかけて下げ渋りましたが、2万6000円台には届きませんでした。
突っ込み警戒も週末要因で売り出やすい
日経平均はきょうまでの5日間で1400円超下落しており、突っ込み警戒感が意識され、地政学リスクもある程度織り込だと考えられます。ただ、あすは週末要因で買いが手が控えられ、週またぎのリスクを回避する売りが出やすいでしょう。2万6000円近辺に走る24カ月線が下値サポート機能を果たすかを見守りながら、資源関連のほか個別に強い銘柄をチェックしながら、当面の底入れを待ちたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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