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週末大幅反落で底入れならず
前週の東京市場はロシアのウクライナに対する軍事行動が長期化するなか、原油をはじめとしたコモディテー価格高騰による景気悪化と金利上昇懸念から大きく下値を探りました。日経平均は週間で822円安となり、4週連続で陰線を引いています。週明けから大幅安で昨年来安値を更新すると9日まで4日続落し2万5000円割れ、10日はOPECの増産観測から原油価格が急落したことで、一気に買戻しが進み1000円近い急反発となりましたが、週末は停戦交渉の不調と米長期金利上昇が嫌気され大幅に反落、底入れ確認とはいきませんでした。
週明けも不安定な動き続く
ウクライナ情勢はさらに緊迫化、米国では15日~16日にFOMCが開催されることから週明けも不安定な動きが続きそうです。明確に底入れするまでは、25日線を上回り上昇基調にある強い銘柄でチャンスを探る方針で、前週はDOWA<5714>や湖北工<6524>、近鉄エクス<9375>に集中して買いを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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