大幅続伸し一時上げ幅940円超
17日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は890円高です。FOMCを通過したことで米金融政策への不透明感が解消、前日の米株市場が大幅に続伸した流れを引き継ぎ、主力株を中心に買いが優勢でした。ロシアとウクライナの停戦交渉が進展するとの見方も買い安心感を誘い、先物への買いを交えて一時上げ幅を940円超に広げています。
高値圏で引け後場値上がり銘柄増える
インデックス主体の動きで、時間外の米株価指数先物が下げに転じたことから買い戻し一巡後はやや上げ幅を縮める場面がありました。ただ、下値の買い意欲は強く後場はじり高歩調となり、きょうの高値圏で引けています。東証1部の値上がり銘柄数は前引け段階の1560から大引けでは1872に増え、新興グロース株にも急反発に転じる銘柄が多く、マザーズ指数が4.7%高と騰勢を強めました。
湖北工と芝浦メカ、鳥羽洋行に追撃買い
日経平均は25日線を明確に上回り、当面の底入れを確認できたでしょう。あすは3連休を控えた週末で連騰の打ち返しも考えられ、高値掴みを避けるため前場は買いを手控えましたが、後場も強い動きを見せた湖北工<6524>と芝浦メカ<6590>、鳥羽洋行<7472>に追撃買いを入れました。引き続き海外情勢に振らされる局面はありそうですが、当面は戻りを試すと見ており、高配当銘柄と売込まれてきたグロース株の両面でリバウンドを狙いたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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